**麻雀蒐穂録**

マージャンとはギャンブルとはゲームとは…そしてプロとは…!

遠い昔、歌舞伎町のけもの道を徘徊していた 畏怖るべきアウトロー達との交遊を
途切れた記憶の糸を紡ぎながら回顧録まがいに書き起こそうと思います。

 ※実体験以外に風聞や創作も加味するつもりです。フィクションとしてお読み下さい。

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麻雀の正解(5)

空き時間にちょこちょこと記事を書き続けていたら、
集中できずにまとまりがつかない文章になっちまうわけです。
本当は全部書き直したい心境ですが、暇がねえ~のよ。
まあ、いいか…で、適当に順次UPしていきますヮ。




呪文や念仏、寝言の類ならいざ知らず、
凡そ言葉というものは、相手に通じなければ意味が無い。
言葉は語義の共通認識がなければ用を成さないということです。

しかし、軽々しく語義の共有などと言ってはみても、
言葉自体はただの記号であり、文字通りキー・ワードでしかない。
個々のイメージの扉を開くマスター・キーにすぎないのです。
そしてそのイメージとはそれぞれの個人のデータベースに保存されている。
つまり、語義の解釈は百人百様の固有のイメージに委ねられているわけです。

例えば「台所」といったありふれた言葉ひとつにしても、
そのイメージはこの世で台所と認識されるモノの総てに該当してしまう。
当人の自宅の台所は言うに及ばず、狭いアパートの流しや共同炊事場から、
写真で見ただけの豪邸の広い台所、想像上の未来のキッチンにいたるまで、
人は台所という言葉に対し様々なイメージを対応させることが可能なわけです。
しかし、それらのイメージはすべて本人の認識の範囲内のものでしかない。
イメージは知識の枠は越えられるが認識の壁を超えることはできないのです。
人は結局のところ記号の対象は自分の認識でしか捉えられないのです。

言葉に対するイメージはその時の環境や精神状態によっても異なります。
「台所」と聞いただけで反射的に苦しい家計や借金の返済期限など、
身近な経済事情をイメージしてしまう人間もいるわけです。
はぁ?おまえだろうって…? 失礼な! 
私の台所のイメージは…エプロン姿…そう、エプロン一枚の裸単騎。
はい!その通り、言語道断のイメージです! 

話が逸れました… 

まあいいか…、『言語道断』でもおなじこと…
通常、もってのほかだ!とんでもない!といった意味で使われますが、
出典は「仏教の深い真理はことばでは説明できない」という説法用語です。
その原意の「言葉では言いあらわせない(ほど素晴らしい)」という意味で、
古くから感嘆や賞賛の表現にも使われます。
「言語道断!」だけでは賛辞なのか侮蔑なのか判らないのです。

私がほろ酔い気分で女性の部屋を訪ね、エプロン姿の裸単騎を見たら…
当然、「言語道断!」と叫びます…そして後ろから抱きしめ…
……
え~と、言葉とはある種生き物であり、その曖昧さ不完全さを考えれば、
意志の疎通を図る道具としては極めて頼り無く、誤解を招きかねない、
危険を孕んだ記号なのだと、私は思っているわけです。
一方的な書き言葉となれば尚更だろうと…
文章を書く場合には、作者の独り善がりになりかねない言葉…
自家薬籠中の物となっているような用語は極力控えるべきなのだと…

それは重々承知しているのだが…



さて、ありふれた言葉に託した単純な意味を、
改めて別の言葉で説明するのは思いのほかに難しい…

なぜ難しいのかと言えば、それは説明の過程で、
麻雀に対する主観論のようなものを展開することになりかねないからだ。
私としては教示的な麻雀論などはおよそ無為なものと思っているわけで、
意に染まない作業はできれば避けたいのだが…難しい。


私が「一局の正解」という表現に込めた意味は、
その一局の開局と同時に牌山の構成によって決定されてしまう究極の結末…
正解として与えられている既定の終局シナリオという意味なのだが、
正解という言葉の使用が誤解を招いてしまうのかも知れない。

表現の至らなさで、新たな誤解を生むだけかもしれないが、
一応の説明は試みよう…

麻雀への関わり方は各人各様、千差万別に違いない。
だから様々な捉え方、理解の仕方があるだろう。
それで良いと思う。私はそう在るべきだと思っている。
麻雀は人間が創った遊技であり、遊びの一種に過ぎない。
遊技は楽しむためにある。楽しくなければ意味が無い。
そして、楽しみ方は人によってそれぞれ異なるものだ。
他人の遊技の楽しみ方について、外野から、いや内野だとしても、
とやかく言うべきでは無い… 言えるものでもないだろう。

麻雀にはルールがある。事前に定める不文律も含めた遊技規則だ。
それが、ゲームの総則であり麻雀のすべてなのだ。
あとはゲームに参加するかしないかの選択をすれば済む。
その選択だけが麻雀における唯一の自由な選択なのだから。

麻雀の基本原理は絵合わせである。
原理は単純だが、他のどんなゲームにも類を見ないような、
不自由な条件下で争われる理不尽な絵合わせゲームだ。

与えられた不平等な配牌から、定められた不測の自摸牌を使用して、
絵柄の組み合わせの完成速度と評価点を競い合うわけだが、
組み合わせの取捨選択はそのときに与えられた手牌の中でのみ許される。
一見自由ともみえるポンやチーも、自手の牌姿からの選択でしかない。
手牌の構成にその対子があってのポンであり、塔子があってのチーなのだ。
事前に料理の献立は選べない。配達された材料で調理するしかないのだ。

雀歴は問わない。麻雀の種類やルールの違いも問わない。
あなたが打つ麻雀で、あなた自身の体験を振り返ってみて、
あなたが明らかにミスを犯したと自覚するのはどんな時か?
そして、それはあなたの麻雀にどれ位の頻度で起こっているのか?
思い起こしてみて欲しい。
ミスに対する認識の差はあるが、通常の感覚の持ち主であれば、
記憶に残るほどの明らかなミスは意外に少ないと思うはずだ。
それは当然だろう。
与えられた配牌、規定の自摸、麻雀の様々な不条理性を訴えれば、
与えられた手牌での勝敗の帰趨にも、
与えられた結果という情状酌量の免罪符を貼れるからだ。

人事を尽くして天命を待つ…という思考、いや信仰か…
与えられた条件で聴牌を果たした。ミスを犯してはいない。
人事は尽くしたのだ。あとは天命に委ねる…
結果、勝負に負けた、運が悪かったという判定だ。

いいだろう、間違いではない、納得の仕方、諦め方は色々ある。
結果に納得できずに苛立って後を引くよりは格段にいいだろう。
しかし、反省はすべきだ。勝負は結果が総てなのだから…

問題はその結果が本当に必然的結果なのかということだ。
その点を第一に考察すべきなのだ。
結果を棚上げにしての選択の是非論などは本末転倒の空論でしかない。
自己弁護の免罪符などは何枚重ねても尻拭いの便所紙にしかならないのだ。

自問すべきはひとつ…必然性の有無。
麻雀には振り込みさえ正解になる場合もあるわけだが、
その辺の枝葉の説明は今は抜きにする。
つまりそこで「一局の正解」を踏まえた検証が不可欠となる。
そこから不条理への配慮…彼我の運量への対応を意識できるからだ。

一局の事後検証で、どう打っても聴牌さえ出来ないという牌譜もある。
逆に、河の捨て牌を加えれば何度も和了っているといった牌譜もある。
選択を変えていれば役満を和了っていたという牌譜さえ稀ではない。

牌の所在、巡り合わせが悪ければダブリーだろうと和了れはしない。
巡り合わせが良いとなれば、配牌や第一自摸で和了ってしまう。
和了を目指した手作りも、和了れなければ意味が無い。
聴牌速度や聴牌形の有利も不利も関係無い。

麻雀はその牌がその時そこに出現しなければどうにもならないのだ。
手作りも和了も究極のところは牌の巡り合わせによって支配されている。
だから、阿佐田哲也の言う「運が10割」という表現が正論になる。

麻雀とはそういうゲームだ…

麻雀では牌と人との巡り合わせを…
運の要素を抜きにしては何も語ることはできない。
運を肯定しての戦術理論などは無為であり、否定すれば破綻をきたす。
私が人間を無視した短絡的な理論書や戦術書の類に背を向けるのも、
こと麻雀に関しては、そういったものは新たな観念論の展開でしかなく、
新規のオカルトの生成にしかならないと思っているからだ。

長いので、つづく…

一連の流れとしては一局の正解にかかわる「流れ」という表現の
私的考察なんぞを試みます…

あ、追記は戯言ですから、読まないほうが良いかも。 【Read More】
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テーマ:麻雀 - ジャンル:ギャンブル

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Author:amou0
H.N: 天羽 礼
年齢:知ってどうする?
職業:まとも、だから退屈で
   遊んでるようなもの
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生息地:深山幽谷&ネオン街
近況:迎えをまっている。
   出来れば天国から
   シースルーの羽衣の
   天女さまを希望…

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